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2009年11月30日 (月)

アイヌ先住民・その真実 的場光昭著

http://tendensha.co.jp/

「アイヌ先住民族」その真実―疑問だらけの国会決議と歴史の捏造

著者の的場氏が、送って下さったので、早速目を走らせている。今朝、会社に届いて、昼過ぎまでに半分以上読んだ。今日中に読み終わるだろう。

読み終わってから感想を書こうと思ったが、半分を読んだ感想を少しだけ。後、私は此処に自分のアイヌの歴史認識を今の段階では、書かないと此処に記しているが、本当に少しだけ、自分の認識を混ぜて、此処まで読んだ感想を書きたいと思う。

先ず最初に思ったのは、至って理解しやすいというか、読みやすいという点である。一問一答形式で明確なスタイルである。この本に度々出てくる「上村英明教授」を意識したものだろうか?

この教授は、「知っていますか?アイヌ民族一問一答」という極めて偏向的冊子を書いている。無論、協会のプロパガンダ的内容であり、私にとって歴史を湾曲させる意味合いと受け取れる内容である。両先輩には大変失礼であるとは思うが、是非、この的場氏の本と村上氏の本を同時に読み比べて、比較することをお勧めする。

絶対的な被害者感の上村氏の内容とホロン視点の的場氏の内容とでは、上村氏の本は大きく湾曲した矛盾とアイヌに対する差別作りを助長しているというのが私の「アイヌ一問一答」に対する感想である。村上氏は、戦後、台湾から無一文で引き上げた祖父祖母の苦労話を聞いて育ち日本の植民地支配に疑問を抱き台湾より前に日本が「植民地化」した北海道に出向きアイヌと癒着するようになった教授である。出発点が、「植民地化」というのが何とも私には理解しがたいが?この教授の論点を的場氏は、極めて解り易い言葉に置き換え説明をし、又当時の時代背景を踏まえての視点を感じる。アイヌ本によくある、ヒステリックで安易な正義論や安い同情心に陶酔した言葉も感じない。「和人が強要した慣れない食生活で多くのアイヌが死んだと書いていますが本当ですか」の問に死亡率の異常な高さは、強制移住がもたらしたものだと断定している上村氏の意見と「医学的根拠と狩猟採取生活から稲作を中心とする弥生時代への移行期の変化と天然痘に対する取り組みを例に挙げている、的場氏とでは大きく異なる。

私でも知っているが、コレラや天然痘で多くのアイヌも犠牲になっているが1857年に箱舘奉行が、アイヌ・和人の隔てなく巡回種痘し蝦夷地での天然痘被害を最小限に食い止めた事は、アイヌ可哀想必用主義の方々には、不要な現実らしい。明治政府はアイヌの子供たちを東京に強制移住させたって本当ですか?この問は、上村氏は、大規模な強制移住の一つだと解釈していますが、的場氏は、砂沢クラさんの口述記の記載を使い違う解釈を述べています。東京強制移住のでっち上げは、私も同感です。クラさんと私の叔母は、いとこに当たりますが、当時の二人の勉学に関する強い執着心は、父親と旭川雨紛での長期キャンプ生活の中で聞かされていました。この明治政府の政策に対する「受けるアイヌ側の取り組みへのだらしなさ」を大人になってからも現代アイヌは何も変化していないと怒っていた事を思い出します。

就学した者には、給与が与えられるのに、親は仕送りを酒に変え、他の者達は環境に甘え・・・・・・・続きは、酔っていた親父の言葉が下品なので書きませんが、現代の生活支援政策を受けて働こうとしない現実は、今に始まった事ではなかったようです。

偉星北斗・山辺安之助・北風磯吉・知里真志保・砂沢クラさん達をアイヌは、ただ美化したがる。東京への就職の件も、ただアイヌを被害者に作り上げイコール当時の政策の全てを悪とし現代アイヌを絶対的被害者にしなければならないらしい。全ての日本人が「悪で」当時の全ての政策が間違いであり否定しなければならない存在らしい。その理由の裏で利権問題とアイヌの失態をどう説明する?「デッチアゲの歴史を作り上げ、世界の先住民と同じ舞台で発言する事自体も間違いではないのか?」その大きな過ちを上村を筆頭に、どう責任を取るのだろうか?この本を読んでいて、私はアイヌに対する差別も偏見も感じない。感じる者がいるとすれば、アイヌ政策にしがみ付く利権アイヌと働かない若いアイヌコンプレックス連中と政治屋さん、そして安い正義心に陶酔する教授連中だろうと思う。当時の国際環境を自国の中で正しく論議もせずに嘘を作り上げた連中の罪は大きい。全てを人の責任に押し付けて「差別運動を展開する卑怯さに情けなさを痛感する。」これまで、本当に多くの教授と呼ばれる連中が、アイヌに携わってきているのに最終的には、その殆んどが協会とアイヌの体質に嫌気が刺し離れている。少しでも自分達に都合が悪くなると「悪口を言い・差別を平気でするアイヌ連中と何処まで上村氏は付き合えるのだろうか?」又話が脱線してしまった・・・・・・

的場氏のこの本の意見は、当時の政策の全てが悪だったわけではないすべての者が差別をしたわけでもされたものでもない、色々な資料の観点の解釈を日本という国の視点から論証しているものだと感じる極めて健全な取り組みをしてく下さっていると思う。この書き込みをアップしてから本の続きを読み感想を又書きたいと思います。

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アイヌ不正」カテゴリの記事

コメント

コメント有難うございます。
いただいた言葉の様に私も自立できているわけではないです。
ですが、同じ「族」と認識する者の中で、否定できない「血」の流れがあり
その背中を見ていて「違う」と違和感を隠せないのが事実です。
アイヌ利権に乗っかり「お粗末な政治屋と差別を売り物にする団体や連中から脱却し」

呉人と越人との相い悪むや其の船を同じくして済り、
風に遇うに当たりて、其の相い救うや左右の手の如し
この言葉の様に「共通の利益を上げる事の方向性を持たない限りには、
尊厳や誇り等は、政策金の搾取の道具でしかないと思います。

先輩には申し訳ないのですが、感想の続きを書かせていただきました。
生意気な中身ではありますが、御理解下さいます様。

 砂沢 陣 様
 書評をいただいた的場光昭です。幾人かの人に読んでいただきましたが、やはりアイヌ系日本人の方からこのような評価をいただいたことに、大いに勇気づけられました。
 〝アイヌ先住民族国会決議〟は拙著の後半に触れていますが、本来の政策としてではなく、選挙戦略として決議されたもので、日本国の国益を著しく損ない、またアイヌ系日本人の自立には何の役にも立たないどころか、ますます補助金依存体質を助長するものです。
 同じことが永住外国人地方参政権にも言えます。小沢民主党は次期参議院選挙での自民・公明の連携に楔を打ち込むために池田大作の主張する在日朝鮮人への参政権付与をちらつかせているのではないでしょうか。このように政策の如何を論ずることなく選挙戦略だけで政治が押し流され、国民が振り回され、さらに国内に新たな対立が生まれることを危惧いたします。
 福沢諭吉は『学問のすすめ』において「おのおのその分を尽くし、銘々の家業を営み、身を独立し、天下国家も独立すべきなり」と言っています。
 自身が独立しておれば、他者を非難したり、自分の境遇を他者のせいにすることがいかに恥ずべき事かということを知るはずです。
 砂澤様が今のアイヌ系日本人に最も不足しているものがこの一身の独立であるというご意見に大いに賛同いたしますとともに、砂澤様の活動を拝見していると、同時に現在の日本国民の一身の独立の必要性を強く感じる次第です。

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